うとうととして

古典を少しずつ読みます。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

じゃがいも、かぶら、ふだんそう、きゃべつ、乾草については解決。資本論1巻(ディーツ版729頁)の表の計算の続き。

資本論1巻(ディーツ版729頁)の表の計算が合わない、という話をしてきました。本日、じゃがいも、かぶら、ふだんそう、きゃべつ、乾草については解決しました。即ち、じゃがいも、かぶら、ふだんそう、きゃべつ、乾草については、計算が合わなかった原因が…

資本論第1巻(ディーツ版729頁)の表Cの値を検算します。

資本論第1巻(ディーツ版729頁)の表Cの値を検算します。 1864年 小麦 オート麦 作付面積(エーカー)① 276483 1814866 1エーカー当たり収穫量(ハンドレッドウェイト)② 13.3 12.1 総生産物(①×②×4)(クォーター)③ 14708896 87839514 表Cの総生産物(ク…

資本論第1巻(ディーツ版729頁)のアイルランドにおける農業の統計の表Cが、計算が合いません。

資本論第1巻(ディーツ版729頁)の表Cが、計算が合いません。 作付面積(エーカー)×1エーカー当たり生産量が総生産物とズレます。 そこで、作付面積は合っているか(転記ミスがないか)、1エーカー当たり生産量(収穫高)は合っているか(転記ミスがない…

英国の綿花輸入先(1836-1870)

前回の記事の時期、すなわち1840年代から1860年代の英国の繊維製品の輸入先を調べました。 The Cotton Trade of Great Britainから、中村靖志(1978)が引用しているものです。 英国の綿花輸入先(1836-1870)(単位%) 1836-1840平均 1836-1840平均 1836-1…

10時間労働日の時代のイギリス工業の激しい前進が(ディーツ版440頁)

(資本論第1巻ディーツ版MEW23巻440頁)〔前略〕他方では、1848年から現代までの時代すなわち10時間労働日の時代のイギリス工業の激しい前進が、1833年から1847年までの時代すなわち12時間労働日の時代を凌駕していることは、後者が工場制度の開始以来の半世…

連合王国からアメリカ合衆国への繊維製品の輸出は(ディーツ版12巻456-458頁)

(ディーツ版12巻456-458頁)〔前略〕さらに、1858年の第1・四半期全体の報告を3月分の報告とくらべてみると、合衆国向けのイギリスの輸出貿易には、回復の傾向が見いだされる。すなわち、毛織物では、1857年3月と1858年3月とでは、〔輸出額は〕 6万6617ポン…