2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「ボタンまでかけた上着の現身(うつしみ)にもかかわらず、リンネルは上着のうちに同族の美しい価値魂を見たのである。」(ディーツ版66頁、岡崎次郎訳。) 66頁から、97頁、100頁と、少しずつ間をおいて、似たような内容が出てきます。 だが、先まわりする…
資本家は労働力をその日価値で買った。 一労働日のあいだの労働力の使用価値は彼のものである。つまり、彼は、労働者を一日のあいだ自分のために働かせる権利を得たのである。 だが、一労働日とはなにか? とにかく、自然の一生活日よりは短い。 どれだけ短…