うとうととして

古典を少しずつ読みます。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ほかのいろいろな物にたいする力手段として作用させる(『資本論』第1巻、ディーツ版194頁)

労働手段とは、労働者によって彼と労働対象とのあいだに入れられてこの対象への彼の働きかけの導体として彼のために役だつ物またはいろいろな物の複合体である。労働者はいろいろな物の機械的、物理的、化学的な性質を利用して、それらのものを、彼の目的に…

綿、羊毛、毛糸、亜麻、大麻、絹、黄麻工場(ディーツ版第1巻470頁)

(Ⅰ470)綿、羊毛、毛糸、亜麻、大麻、絹、黄麻工場、および機械靴下編業や機械レース製造業の全従業者(岡崎次郎訳、太字強調はブログ主による) 綿、羊毛、亜麻、大麻、絹、黄麻(こうま・おうま)は素材の名前で、毛糸のみ製品(あるいは半製品)なので、…

本来の商業民族は、エピクロスの神々のように(ディーツ版第1巻93頁)

(I 93)〔前略〕本来の商業民族は、エピクロスの神々のように、またはポーランド社会の気孔のなかのユダヤ人のように、ただ古代社会のあいだの空所に存在するだけである。〔後略〕 今回、すべて岡崎次郎訳です。(Ⅰ93)は第1巻のディーツ版93頁を表します…

農業革命の第一幕は(ディーツ版734-735頁)

(ディーツ版734-735頁)農業革命の第一幕は、作業農地にあった小屋を、最大の規模で、また上から下された合図にでも従うかのように、一掃してしまうことだった。こうして、多くの労働者は村落や都市に避難所を求めるよりほかはなくなった。 そこでは彼らは…